版画の紙を湿す

版画をいざ刷る前にやること…

それは《紙を湿す》です✨

紙を3日前くらいに湿しておく事でインクの乗りが良くなります❗️

私のやり方ですが、ステップごとに写真付きで説明します♡

  1. 用意するもの
  • たっぷりのお水
  • 広めのハケ
  • 大きいビニール袋
  • 新聞紙
  • 刷る紙


お水はバケツやボールに入れるのも可ですが、わたしは「サトウのご飯」のプラスチックのトレーが気に入っています。笑

今回湿す紙は和紙です。

2.  紙をセットする。

ビニール袋を広げて真ん中に新聞紙を乗せて広げます。その真ん中に紙を1枚セットしてハケで均等にお水を塗ります。


3.  一枚ずつ重ねていく

最初にセットした紙の上に一枚ずつハケで塗って重ねていきます。



お水が紙の上で水たまりになったりしないように、均等にお水を塗ります。

4.  新聞紙で包む

全部の紙を濡らしたら新聞紙で包んでください。


新聞紙がお水で破れない程度にぴっちり包むのがコツです。

5.  ビニール袋で密閉する

新聞紙で包んだら、さらにビニール袋で密閉します。こちらも空気が入ると乾燥してしまうので気をつけてください。


6.  長期保存の場合

1週間以上湿す場合は3日に1度は霧吹きで湿すと乾き防止になります。

6月や湿気の多い時期は湿しすぎるとカビが生えるので、半日〜1日くらいの短時間湿しで十分だと思います。


湿し方は人それぞれなので、紙の種類や版種によってオリジナルを探して工夫してみてください✨

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