ヨバンが脱腸

実は2日の夕方にヨバンが脱腸してしまいました。夜間の救急動物病院を2件電話しましたがアヒルは専門外ということでした。かなりひどい脱腸でヨバンは鳴かずにじっとしていて触られるのも嫌がりました。うんちも出れない状態でしたから代謝のいい鳥にとって本当にキツかったと思います。鳥は尿管と卵管と腸が最後一つの部屋に合流して一つの穴から排泄します。その部屋が全部出てしまっていました。

3件目でやっとアヒルを観てくれる病院が御殿場にあったので向かいました。お正月の深夜にヨバンを受け入れてくれてとても嬉しかったです。

脱腸の原因は卵を産んでるのにカルシウム不足にさせてしまったので軟卵になってしまい、軟卵を産む時に力み過ぎてしまいました。

実家の父はカナリアにボレー粉という牡蠣の殻を砕いた粉を餌に混ぜて与えているそうです。私の知識不足でヨバンを辛い目に遭わせてしまいとてもとても後悔と反省をしました。

夜間診療ではドロンとでた腸を中に入れてもらいました。でもやはり拳くらいの大きさの腸がすぐに出てしまいました。感染しないように抗生物質の薬をいただいてその日は帰りました。

家では1時間ごとにぬるま湯で腸にスプレーして乾燥させないように清潔にしました。そして4日に鳥専門の病院に連れて行きました。問診票に年齢の書く欄があって、そこに生まれた年月を書いた時に「まだ1歳にもなってないのに死にそうにさせてしまった」と本当に申し訳ない気持ちになりました。

2人がかりで裏返しにされて肛門を縫われるヨバン

本当に申し訳ないけどこの写真は笑ってしまいました。ヨバンごめんね…

浴槽にクチバシを乗せてキュウキュウと鳴いて甘えるヨバン

こんな小さいのに可哀想な目に遭わせてしまいました。また脱腸してしまうかもしれないし、尿管が少し変色してしまい1部壊死してしまったのでそこから感染したり腎不全になってしまうともう他の施しが無く死んでしまうようです。完治するまでは気を抜かずしっかり看病したいと思います。

 

1件のコメント

  1. 寿山省悟 より: 返信

    石川さんの優しさがとても伝わってきました。ヨバンの完治を祈っています。

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