先週の個展レポ1の続き、個展レポ2です。
個展レポ1では初日のトークイベントについて書きました。レポ2では全体の感想です✨
自分に対しての反省点はもちろんありました。それは自分のノートに残してしっかり次回に活かしたいと思います。
こちらのブログには反省点は置いといて(笑)発見と感想を書きたいと思います。
前回と同じで文章書くのはまじで苦手ですから読みずらいしわかりづらいと思うけど、そこは感じてくださーい。
《発見》
今回の個展でお客さまに1番言われた言葉が「丸くなったね」「優しくなったね」でした。(私じゃなくて作品な!!)
1番古い作品で2014年のものが1点とそれ以外は2017年と2018年の作品を中心に展示していました。2010年から個展は毎年していますから最初の展示から来ていただいている方は特にそう感じてくださったようです。
そうか〜??まいにゃんはなんにも変わってないぞ??見比べてみるか…
2014年↓
2018年↓
2015年↓
2017年↓
!!丸くなってる!!
気がする笑
たしかに。10名以上に言われたので間違えなく絵は優しくなってるのかなと思います。でもそれはそうだよね、だって版画を始めた19歳から10年経ったしな
でも「丸くなる」って作家にとってはいいことなんですか??なんかとんがってた方がカッコよくないですかー??
どうして作品のテーマは10年間変わらないのに印象がそんなに変化したのか考えてみました。
作品のテーマは「魂と運命を探る」です。主人公の牡丹ちゃんはこの旅の中でたくさんの動物や言葉と出会いますが彼女は戦いながら答えに向かって迷走します。
この「戦い」に対しての考えがわたしの中で変化がありました。
戦うとはとにかく敵を倒すことでした。弱くて儚くて守られてる女の子よりセーラー戦士のように可憐で強くなければ幸せにはなれないッと思って牡丹ちゃんを強く描いて敵を倒しまくることがレオへの近道だと思っていました。エースと暮らしてからは戦うって倒すことじゃなくて守ることなのかなって思います。強くなければ何も守れないから〜!
そんな事を考えてたから作品にも変化があったのかな✨個展でなければ歴代の作品を一堂に並べることはないし、ご指摘されることも無いのでこうやって改めて気づくことができてよかったです✨
《感想》
今回の個展は20代最後の個展ということで、2010年のはじめての個展の「少女絵巻」というタイトルに寄せて「HANGA EMAKI」にしました。
物語も版画も少しは進化してればいいなという願いも込めました。
ギャラリースピークフォーでの個展は3回目で、オーナーの吉田さんがわたしの苦手なこととかよーく理解してくれてて、いっぱいいっぱいの時はとにかく褒めて褒めてアゲてくれました。またよろしくお願いします笑 去年からギャラリースピークフォーはウェブオンリーになったので今年は箱が恵比寿のALという場所でしたが、ALの社長さんやスタッフさんもこんなわたしに親身に対応してくださりとても心強かったです。お客さまもはじめましての方も多くて、わたしの作品をどこかで見つけてくれて気にかけてくれて、実際にギャラリーに足を運んでくれる人が居るんだって勇気付けられました。いつものお客さまもほんとにみなさん相変わらず良い方ばかりで、どうしてこんなに身内のような眼差しで見守ってくれるの?笑 毎日感謝してます。本当にありがとうございます。
わたしは会社に勤めたことが無いですが沢山の方にいろんなことを教えていただいて、支えてもらいながら版画をさせていただいてます。そのことを忘れずにお返しする気持ちを大切にしてこれからも精進するよう頑張りたいと思います。
5月14日で30歳になりましたが、まだまだ版画家としても大人としても修行が足りにゃいです。少しでも良い報告ができるように日々がんばるぞお♡
今後ともよろしくお願いします✨
†今後の展示スケジュール†
♡《髑髏の中の髑髏展》♡
会場:乙画廊(大阪)
会期:5月25日(金)〜6月2日(土)
※日曜日休廊
♡《たんざく展》♡
会場:新宿伊勢丹
♡《新田美佳.石川真衣2人展》♡
会場::the art complex Center of tokyo
会期:11月6日〜11月11日